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玉木代表VS安倍首相“裁量労働制”で攻防

2018年2月26日 21:45
玉木代表VS安倍首相“裁量労働制”で攻防

労働時間についての厚生労働省のデータが不適切だったことを受けて、希望の党の玉木代表は、データの精査が終わるまで裁量労働制の拡大を盛り込んだ法案を国会に提出しないよう求めた。

希望の党・玉木代表「(データの)精査が終わらなくても、法案を出すんですか。あるいは、しっかりと精査した上でしか法案を出さないのか。どちらか答えてください、総理」

安倍首相「最終的に法案を提出するかどうかということにつきましては、我々はまだ党に諮っていない段階で、確定的なことを申し上げることは、かえって不確かなものになると」

希望の党・玉木代表「不誠実ですね。私は安倍首相と自民党の関係には関心がありません。人が死んでる話なんですよ!そのことを何でこんなに笑えるんですか。何でそんなにヤジ飛ばすんですか。与党の筆頭理事がヤジを飛ばし、総理大臣が総理席から座って文句をいう。何なんですか。許せない」

安倍首相「議院内閣制ですから、党において、例えば政審や総務会で通らなくても、私が(法案を)出せるかといえば、出せないんです。政府としては提出をさせていただきたい」

安倍首相は、与党の了承が得られれば働き方改革関連法案を国会に提出する考えを示した。こうした中、与党側は、27日に来年度予算案の委員会採決に踏み切る方針で、与野党の攻防が激しくなっている。